菊正宗酒造「第15回 菊正宗 蔵開き 2020」2020/2/15 兵庫県神戸市

今年は新型コロナウィルス問題のさ中でしたが、無事に開催されました。関係者のみなさまにはたいへんなご苦労があったと思います。参加者は減ったようで、入場待ちの列も短くなりました。

灘・御影郷(嘉宝蔵は魚崎にあります)の菊正宗酒造さんが第15回目となる蔵開きを開催します。灘五郷の蔵開きのなかでも規模が大きく、充実した内容を楽しめます。このため来場者数7,000人を超え、昨年も入場制限が実施されました。午後の方が比較的空いていると思います。例年よりも1週間早い開催となったため、今年は辰馬本家(白鹿)さんと同日となりました。(昨年までは日本盛さんと同日)

日時:2020年2月15日(土)10:00~15:00 少雨決行
場所:菊正宗嘉宝蔵および菊正宗酒造記念館
交通:阪神電車魚崎駅から住吉川沿いに南徒歩10分、六甲ライナー南魚崎駅から徒歩2分
駐車場は閉鎖になります。自動車はもちろん、バイク、自転車での来場も禁止です。入場待ちの列は嘉宝蔵敷地を囲むように回り、最長は北側まで伸びます。

昨年は午後1時でも入場待ちでした。しかし、ゆっくりと流れましたのでほどなく入場できました。

酒蔵見学

嘉宝蔵五番見学
随時入場可能です。まずは階段で2階に上り、各自コースをめぐりながら要所で説明を受けます。内容は毎年、少しずつ変わるようです。

樽酒マイスターファクトリー見学

随時入場可能です。3年前にオープンした「樽酒マイスターファクトリー」の見学です。菊正宗では酒樽を自家製造しており、この制作過程が見学できる施設です。蔵開きでの実演は、昨年は会場ステージで行われました。会場は同じ敷地内なので当日確認してください。

酒樽マイスターファクトリー入口

イベント

酒樽づくり・こも巻きの実演

「酒樽づくり」はここでしか見ることができない、力のこもった迫力あるもので、また釘ひとつ使わない見事な酒樽づくりは、この蔵開き一番の見ものです。
・酒樽づくり 11:30 / 13:30開演 会場はステージか酒樽ファクトリーのいずれか。
・こも巻き  12:30 / 14:00開演

丹波杜氏による酒造り唄

13:00/14:30開演 丹波杜氏組合所属の杜氏さんや蔵人さんによる酒造り唄です。ステージでよく通る声を聴かせてくれます。灘の蔵開きでは各蔵で披露されますが、一番うまいと思います。

 

新企画 ヴィッセル神戸コラボ企画

ハズレなしの「運試し福引」1回500円 選手のサインボールやコラボグッズ、お酒などの景品。数に限りあり。イニエスタ選手の等身大パネルはありますが、選手は来ません。

ライブ

・「華乃家」による昔懐かしい歌やCMソング(10:40、12:10、13:40)

菊正宗酒造記念館会場

・朝井前館長による「日本酒おもしろ話」
11:00/13:30
・大吟醸酒粕100%使用「甘酒」の無料試飲
一人一杯

嘉宝蔵の東にある菊正宗酒造記念館

試飲・たべもの

生酛しぼりたて新酒
寒づくりで醸された「生酛しぼりたて」新酒試飲。入場時に一人一杯。

有料試飲

「百黙」3種飲み比べセット(純米大吟醸、純米吟醸、Alt.3)や県内限定販売の「百黙 無濾過原酒」
枡入り樽酒、燗酒などほぼフルラインナップで楽しめます。行列になりますが回転は速いです。1杯100円から。

食べ物・屋台

・大起水産「捌きたて 生本まぐろ」
・粕汁 300円(1,500食)
・吉川町うまいもん屋台 焼き鳥、唐揚げなど
・温かいおでん
・たこ焼き
・焼きそば
食べ物は豊富ですが、この人数なので行列と売り切れは必至です。近隣の町内会などの出店なので値段は安いですが、手際は素人なみです。焦らず「のんびり、ゆったり」と待ちましょう。机が並べられていますが常に満杯です。譲り合うようにお願いします。譲り譲られる者同士で会話が弾むのも蔵開きの醍醐味です。

販売

・お楽しみ「福袋」一人ひとつ、1,500袋(昨年は2,000)限定。オリジナルトートに入っているところが人気です。販売会場は会場の南側にある嘉宝蔵駐車場。

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