第23回山田錦まつりが兵庫県三木市吉川(よかわ)町の「山田錦の館」で開催されます。吉川町は最もすぐれた山田錦を産出する特A地区の中心にあります。旧吉川町は市町合併で、現在は三木市となっています。
特A地区山田錦を使う11蔵が集結
日時:
2018年3月10日(土)11日(日)10:00~16:00
場所:
山田錦の館、吉川温泉よかたん周辺
___三木市吉川町吉安222
「山田錦の館」はいわゆる「道の駅」です。地元の野菜の産直販売をしているところは同じですが、この地区の山田錦を使っている全国の酒蔵のお酒が販売されています。もちろん、詳細にこだわった品揃えではありませんが、たまにレアな品もあります。
交通:
鉄道駅はなく車またはバスのみ。JR福知山線新三田駅から臨時バス運行。約30分。
<新三田駅出発> 9:30 10:10 10:50 11:30 12:10 12:50
今回も出品するのは11蔵
大関・日本盛・剣菱・菊姫・沢の鶴・白鶴・白鷹・櫻正宗・菊正宗・白鹿・白雪
三木市吉川地区と「村米」と呼ばれる契約を結んでいる酒蔵が参加します。村米制度とは兵庫県播州地域の酒米生産地と灘(菊姫は石川県白山市)の特定酒造家との間で結ばれる酒米取引制度で、一種の契約栽培です。明治時代に酒造家が良質の酒米生産に前向きな村米地と呼ばれる特定の農村との間で密接な関係を築くことで、良質な酒米(後に山田錦が開発されると、これに特化)を確保する制度を確立しました。ただし、これは価格と品質の安定など互恵的なものであると同時に、何代にも渡る公私の密接な信頼関係を基礎に成り立っています。みんな本当に仲が良いです。
イベントの内容
・高級酒の試飲、
・かす汁・ぶり大根・甘酒などの食べ物、
・鏡開き
今年の担当は、10日「櫻正宗」、11日「菊姫」
・餅つき(吉川町山田錦村米部会)
酒造メーカーPRタイム
10日 櫻正宗、剣菱、大関、沢の鶴、日本盛
11日 菊姫、白鶴、菊正宗、白鷹、白鹿、白雪
販売
・ラーメン(山田錦の館)
・カレーライス・コロッケ・山田錦の巻き寿司(企業組合彩雲)
・山田錦みその豚汁、甘酒(彩雲みそ加工グループ)
・ぜんざい、焼き芋、甘栗(ようしょう会)
・焼鳥、おでん(JAみのり青年部・女性部)
・こども縁日コーナーなど