鳳鳴酒造 新酒まつり 2017/3/26 兵庫県篠山市

丹波杜氏の故郷、兵庫県篠山市にある鳳鳴酒造さ恒例の「新酒まつり」が開催されます。鳳鳴酒造は篠山城の城下町である市街地の「城下蔵」(写真)と市街地から離れたJR篠山口駅前に「味間(あじま)蔵」の2つの蔵を持っていて、城下蔵は観光コースにもなっていて見学もできますが、実際の醸造は味間蔵で行われています。この「新酒まつり」は味間蔵で行われます。

これぞ地元酒蔵のローカル蔵開き

酒造り保存会の酒造り唄に並ぶ有名杜氏のみなさん

今回も灘の街中の大混雑な蔵開きとは対極にあるまったりと落ち着いた蔵開き。試飲もほぼ全銘柄を「自分で注いで勝手に飲んで」のスタイル。「きき当て」は4種でした。座る場所もどこか空いているのがいいところ。蔵見学は中川杜氏自らの案内で、3回実施。事前受付はなく集合時間前には誰も並んでいない幸せな状態でした。なお、プレゼントの新酒300ml瓶はある程度早く行かなければ品切れになります。丹波酒造り唄保存会の酒造り唄は丹波杜氏組合組合長の中川杜氏のほか、かつて灘の大手メーカーを率いた名杜氏が並ぶ豪華版で、さすが丹波杜氏の地元篠山の蔵ならではです。

きき当て大会は難しい

日時:2017年3月26日(日)10:00~15:00

場所:兵庫県篠山市大沢1丁目13-17 鳳鳴酒造味間蔵
JR福知山線篠山口駅から徒歩3分

中川杜氏さんの案内で醸造工程を見学

まつりでは新酒の試飲会があり、今期できたてのお酒が味わえます。

「きき当て大会」は特に集まってではなく時間内に自由参加。4種類(5種類だったかも?)のお酒が左右に分かれて置かれていて、同じお酒を結びつけて回答用紙に記入するというもの。「まつり」のイベントなので、ふつうは3種類程度で誰でも当たるような組み合わせにすることがほとんどですが、ここは難しい。一昨年に参加しましたが、大半の挑戦者は返り討ちにあっていました。もちろん無料ですので、酔う前に是非腕試しを。

一昨年は蔵見学も実施されていました(今回は不明です)が、中川杜氏さん自らの案内で、蔵内を回ります。時期的に蒸米は終了していますが、醪の工程は残っていました。

新酒まつりの案内

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