酔って一言

獺祭あります

獺祭ってどうよ?

「獺祭あります」という張り紙を居酒屋で見かけました。今年はそうでもなくなりましたが、去年は方々で見ました。四季醸造蔵を新設したにしても、それほどの量を造っているのか?と疑問に思ったものです。今でも日本酒のメニューに麗々しく載っているのはよく見かけます。実際のところ、さほど日本酒にこだわった店では見かけないので、卸しから「売れるよ」と言われて置いているのではないでしょうか。
店主が酒を厳選しているところでは
業者「獺祭手に入りますよ」
店主「いらん!」
という話は聞きました。

 

評価も毀誉褒貶、相半ばするところですがどうして批判されるのか?

売れればアンチは出てくるのは世の常

売れると批判されるのは世の常です。みんなが旨いと言えば「そんなことない」と言いたいのも人の常。
尋ねられたら、こう答えます。
「うまいですよ。比類ないということではないですけど」
同じように旨い酒は探せば外に「いくらも」あります。ただし、探す時間と手間はかかりますので、これを省略したいなら「獺祭」を選ぶのは正しい選択でしょう。要は「探す手間」を楽しめるかで選択は変わってきます。

味が落ちた?

「味が落ちた?」
「あなたの舌が肥えたから」
微妙には向上していると思います。

変に高い値段が付けられている

「磨き39」が5勺(90ml)1,500円て何?
プレミア価格を付けて売る連中がいます。どうかと思いますし、そこまでして飲みたいとは思いません。そんなのに限って管理が悪い。蔵も迷惑しています。

兵庫県産山田錦が品薄に

全量兵庫県産山田錦。一般には関係ないですが、兵庫県産山田錦を買いまくった結果、品薄になって、県内でも手に入りにくくなったという悪影響もありました。三木市吉川や加東市の山田錦農家は等級外を出荷しません。売れるということで、それまで山田錦を作ってなかった田んぼでにわかに作りはじめたものが等級外になり、これで造った酒をB級(等外)として売ったのも批判の一つにはなっています。兵庫県産ならなんでもよいわけではありません。

日本盛で買うことができます

昔にもらったパンフレット

10年くらい前だと思いますが、大阪の阪神百貨店の地下食料品売り場の試飲販売に頻繁に来ていらっしゃいました。さすがに最近は見ないですが。
「遠心分離」の優位性を熱く語っておられたのを懐かしく思い出します。

「全量兵庫県産山田錦・全量純米大吟醸」という戦略は、当時としては画期的というか「だうじょうぶか」という目で見られていたと思いますが、確かにトレンドの方向は正しいし、海外戦略を柱に置くというのも、今となっては慧眼であったと言わざるを得ません。

ところで、獺祭は日本盛で買うことができます。西宮市の酒蔵通にある日本盛直売店「れんが館」では常時販売されています。というのも旭酒造の桜井社長は昭和48年に日本盛に就職。後に、蔵に戻って後を継がれたという縁があってのこととなります。当然正価で、正しく管理もされていますので、お近くの方はどうぞ。