壺坂酒造 「純米吟醸 雪彦山 夢なでしこ 生酒」26BY 兵庫県姫路市

2015/7/29投稿記事 壺坂酒造さんの農大花酵母(菌株名ND-4)を使った「純米吟醸 雪彦山 夢なでしこ 生酒」です。

特徴 花酵母・なでしこND-4の酒

このお酒の特徴は東京農大花酵母のうち「なでしこ酵母(菌株名ND-4)を使ったというところ。お米は加西市の東郷正春氏生産の山田錦を100%使用しています。精米歩合は60%、アルコール度は16度です。

印象 フルーティな艶やかさ

お味を表現するならば、華やかというより「艶やか」。それはそれは”色っぽい”お酒です。女優に例えるなら”鈴木京香”。間違っても”岩下志麻”さんではありません。農大花酵母研究会のHPによると、なでしこ酵母の特徴は「洋なしを思わせるフルーティな香りのなかに、バランスよくふくよかな味わい」となっています。確かに豊かな一方密やかな香り。甘みと酸味のバランスは若干甘みが勝りながら、やわらかにキレていく余韻が優美です。

このお酒に与えられた蔵のキャッチフレーズは「香りに惚れて 味に酔う」。

一方で、香り追及のお酒にありがちな余計な部分、横にはみ出したようなところが無く、綺麗なプロポーションに収まっているところは見事です。こちらの蔵のコンセプトである「やさしい酒」はこのお酒にも体現されているようです。

花酵母の多様性を味わって

酒蔵の手前が販売所

こちらの蔵は現在は姫路市ですが、平成の市町村合併前は「夢前町(ゆめさきちょう)」。蔵の前の看板も「ゆめさきの酒」となっています。「雪彦山」ブランドのお酒は、主要な、そして優れた産地である北播磨の山田錦を存分に使う贅沢なお酒。蔵元杜氏の壺坂良昭さんは、もちろん東京農大出身。花酵母を使ったお酒の製品化を最も早く取り組んだ実績もあり、次世代の播州のリーダー的存在と伺っていました。以前は蔓薔薇酵母(菌株名HNG-5)も造っておられましたが、いろいろなチャレンジの結果、現在はなでしこ酵母に収斂したそうです。

花酵母は種類によって、驚くほど多様な味がして、本当に感動的です。是非、様々な酵母を味わってみたいものです。

純米吟醸 雪彦山 夢なでしこ 生酒 720ml 1,620円

姫路市夢前町前之庄1418-1

 

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